そういちろうです! 今回は、私が自分で作って自分でめちゃくちゃ使っている自作ツール、「コマンダーマナ基盤検索」の使い方をご紹介します。
ツールはこちら → コマンダーマナ基盤検索
「自分が作ったものを自分で紹介する」という、若干恥ずかしい企画ですが……でも本当に便利なので、ぜひ使ってみてください!
なぜ作ったのか
コマンダーデッキを組むとき、みなさんは土地の選定をどうやっていますか?
私は長いあいだ、デッキを組むたびに「さて、どの土地を入れようか……」と検索サービスを開いて、条件を手打ちして、価格を確認して、また別のカードを探して……を繰り返していました。
これがもう、しんどい!
デッキのコンセプトを考えるのは楽しいんです。でも「マナ基盤をゼロから探す」という作業は、毎回同じことの繰り返しで、どんどん疲弊していきました。特に多色デッキともなれば、チェックしたいカードの量が爆発します。
「白青黒の3色デッキを組んでるんだけど、予算 500 円以内で使える土地ってどれ?」 という問いに、すぐ答えられるツールがほしかった。でも当時、自分のニーズにぴったりのものが見当たりませんでした。
だったら作ればいいじゃないか……!
そういう経緯で生まれたのが、このコマンダーマナ基盤検索です。
このツールでできること
ひとことで言うと、「デッキの色・タイプ・予算を選ぶだけで、コマンダーに合うマナ基盤カードをすぐ一覧表示する」ツールです。
主な機能はこちらです。
- 色フィルター:白・青・黒・赤・緑・無色の 6 種から選択。デッキの固有色に合わせて絞り込めます。
- カードタイプフィルター:土地・アーティファクト・クリーチャー・エンチャント・ソーサリー・インスタントなど、タイプ別に絞り込めます。
- 予算フィルター:プリセット(〜100 円、〜500 円など)か、最低・最大金額でカスタム指定できます。
- 表示モード切り替え:晴れる屋紹介・筆者おすすめ・サイクル一覧の 3 パターンで見られます。
- 並び順:色順・価格順・印刷回数・名前順で昇降順も選べます。
- テキスト検索:カード名で直接絞り込みたいときに。
- お気に入り機能:気になったカードにマークをつけておけます。
カードデータは Scryfall API から取得しているので、価格情報もある程度最新の状態で確認できます。
使い方ステップ
ステップ 1:デッキの色を選ぶ
まずはページ上部のフィルターエリアで、デッキの固有色を選びましょう。
白・青・黒・赤・緑・無色のアイコンが並んでいるので、デッキに含まれる色をクリックして選択します。複数色のデッキなら、複数選んで OK です。
たとえば「青黒の 2 色デッキ」なら青と黒を選択。「5 色デッキ」なら全部選択、という具合です。この一手間だけで、選んだ色に対応しているカードだけが表示されます。
関係ない土地が大量に出てきて迷う、という状況がなくなります。
ステップ 2:カードタイプを絞り込む
次に、どんなタイプのカードを探しているかを選びます。
「やっぱり土地メインで揃えたい」なら土地を選択。「アーティファクトでマナを伸ばしたい」ならアーティファクトを選択。両方見たいなら両方選んでも大丈夫です。
「マナソーサリーも含めて探したい」という場合は、ソーサリーやインスタントも選択肢に入っています。宝物やトークン生成カードを幅広く見渡したいときに使えます。
ステップ 3:予算を設定する
ここが個人的に一番うれしいポイントです!
プリセットのボタン(〜100 円、〜500 円など)をクリックするだけで、その金額以下のカードだけが表示されます。「予算 1000 円以内で組みたいな」というときに、超便利です。
もっと細かく指定したい場合は、最低金額・最大金額をテキストボックスに直接入力することもできます。「300 円以上 800 円以下の中価格帯だけ見たい」という使い方もできます。
ステップ 4:並び順と表示件数を調整する
絞り込んだ結果を「価格の安い順に見たい」「名前順に整理したい」という場合は、並び順のセレクトボックスで変更できます。昇順・降順も切り替えられます。
1 ページあたりの表示件数も 30・60・120 件から選べます。候補が多いときは 60 件や 120 件にすると一覧性が上がります。
ステップ 5:カードを確認してデッキに採用
表示されたカード一覧を眺めて、気になるカードはお気に入りにマークしておきましょう。あとから見返すときに便利です。
「晴れる屋紹介」モードにすると、晴れる屋で紹介されたカードが優先表示されます。記事を参照しながら選びたいときに便利です。「筆者おすすめ」モードでは、私が実際に使ってみて良かったカードを優先的に確認できます。
活用のコツ
コツ 1:まず予算フィルターを先にかける
デッキのパワーレベルや予算が決まっているなら、最初に予算フィルターをかけてしまうのがおすすめです。候補を絞った状態で色フィルターをかけると、迷いなくサクサク選べます。
逆に予算を決めずに全部見ようとすると、高額カードから安価カードまで混在して選びにくくなります。「予算から逆算してデッキを考える」という流れ、案外しっくりきます。
コツ 2:「サイクル一覧」モードで対称性を確認する
表示モードを「サイクル一覧」に切り替えると、同じサイクルのカードをまとめて確認できます。
「2 色対応の土地をまとめて揃えたい」「同じサイクルのカードで統一感を出したい」というときに重宝します。バラバラに検索するより全体像が見えやすくなるのでおすすめです。
コツ 3:お気に入りを「候補リスト」として使う
一度のセッションで全部決めなくていいんです。気になったカードはとりあえずお気に入りに入れておいて、あとでまとめて比較する、という使い方が個人的に気に入っています。
「今日は候補だけ集めて、明日整理する」くらいの気楽な使い方でも十分役立ちます。
よくある質問
Q. 価格情報はどこから取っているの?
Scryfall API を使っています。Scryfall は世界的に有名な MTG カード検索サービスで、日本語での利用者も多い信頼性の高いサービスです。リアルタイムの価格ではなく、Scryfall が保持するデータをもとにしているため、実際の販売価格と多少の差が出ることがあります。目安として使いつつ、購入前に実際のショップで確認するのをおすすめします。
Q. 土地以外のカードも表示されるの?
はい、表示されます! コマンダーのマナ基盤は土地だけでなく、マナアーティファクトやマナソーサリーも重要な要素です。カードタイプフィルターで「アーティファクト」や「ソーサリー」を選ぶと、それらも含めて確認できます。「どの枠でマナを確保するか」を幅広く検討したいときに、タイプをまたいで見渡せるのがこのツールの強みです。
Q. スマートフォンでも使える?
はい! スマートフォンでも使えます。対戦会の会場で「このデッキに入れる土地を考えたい」というときにも、サッと開いて使えます。フィルター操作がしやすいようにレイアウトを調整しているので、ぜひ試してみてください。
おわりに
コマンダーデッキ構築で「マナ基盤を選ぶ」という作業は、地味ですが実はかなり大事な工程です。
土地 35〜38 枚、アーティファクトも入れると 40〜45 枚分のスロットをどう使うか、で最終的なデッキのパワーや安定感が変わってきます。なのに「めんどうだからとりあえず基本土地でいいか……」となってしまう気持ち、わかります。私もずっとそうでした。
このツールを使えば、色と予算を選ぶだけで候補がすぐ出てきます。考える時間をデッキのコンセプト部分に使えるようになります。地味にうれしい!
もし使ってみて「こんな機能があったら便利」「ここが使いにくい」という感想があれば、ぜひ X(@black777cat)で教えてください。作者本人が読んでいます。本当にうれしい!
ツールはこちらから → コマンダーマナ基盤検索
気軽に使ってみてください! 良いコマンダーライフを。