10年以上続けたパズドラをやめた

最初に手放した大きなものが、10年以上続けてきたパズドラです。アプリをスマホから削除し、データも消しました。もう一度始めるための逃げ道を残さず、すっぱりやめることにしました。

課金額は、少なく見積もっても100万円を超えていると思います。長く続け、お金も時間も使ってきたものをやめるのは簡単ではありませんでした。それでも、これまで使った金額を理由に、これからの時間まで使い続ける必要はないと考えました。

死ぬ直前に、何をもっとしたかったと思うだろう

今年の10月には、2人目の子どもが生まれる予定です。そのこともあって、自分のこれからの人生や、家族と過ごせる時間について考えるようになりました。

死ぬ直前に「もっとゲームをしておけばよかった」「もっと動画やSNSを見ておけばよかった」と思う可能性よりも、「もっと子どもと関わればよかった」「もっと家族と話せばよかった」と思う可能性の方が、きっと高い。そう考えたとき、自分が大切にしたいものはかなりはっきりしました。

ゲームや動画そのものを否定したいわけではありません。ただ、自分で選んで楽しんでいるのか、それとも気づかないうちに時間を奪われているのか。その違いには、意識的でいたいと思っています。

XやSNSは、スマホから取り除く

X(旧Twitter)のアプリもスマホから削除しました。ここでしか連絡を取れない人がいたり、情報収集に役立ったりするので、アカウント自体をやめるつもりはありません。ただ、スマホで一日に何度も開く必要はないと判断しました。

これからは、パソコンから一日に何度か確認できれば十分です。ほかのSNSも、基本的にはスマホから取り除く方針にしています。「いつでも見られる」状態をなくすだけでも、無意識に手を伸ばす回数は減らせます。

充電器を玄関に置いた

アプリを減らすだけでなく、自宅ではスマホそのものと距離を取ることにしました。そのために、玄関をスマホの充電場所にしました。

電源を確保するため、Amazonで5メートルの延長コードを購入しました。帰宅したら、そのまま玄関でスマホを充電します。確認するたびに玄関まで取りに行くのは少し面倒です。でも、その面倒さがちょうどよい壁になりました。

以前なら、家に帰ってからも何となくスマホを触っていました。今は手元にないため、自然と子どもと遊んだり、妻と話したりする時間が増えています。意志の力で我慢するよりも、触りにくい環境をつくる方が、自分には合っていたようです。

静かな時間には、不安も戻ってくる

もちろん、良いことばかりではありません。スマホで気を紛らわせる時間が減ると、自分のことを一人で悶々と考える時間も増えました。家族のこと、これからの人生、お金のこと。不安に思っていることが、以前よりはっきり見えることがあります。

けれど、それは決して悪いことではないと思っています。スマホを見ている間だけ忘れていた問題は、画面を閉じてもなくなりません。自分が抱えている不安にきちんと向き合い、一つずつ前に進むための時間が戻ってきたのだと考えるようにしています。

始めて数日でも、変化はあった

この生活を始めて、まだ数日です。それでも、子どもと遊ぶ時間が増え、小さな変化に気づきやすくなりました。妻と話す時間も増えたと感じています。

今まで、こうしたかけがえのない時間の一部を、SNSやゲームに渡していたのかもしれません。最初は、スマホが手元にないと不安になるほど依存していました。それでも実際に距離を取ってみると、少しずつ良い傾向が現れています。

10月に始まる育休中は、今まで以上に家族との時間を大切にしたいと思っています。だから、この方針をこれからも続けていきます。