自分のイベントのために作ったツールだった
Paironは、ワンダラーの交流会イベントを運営するために作ったツールです。参加者の方に楽しんでもらえる場にしたい、主催者側も大会進行に追われすぎず参加者と向き合えるようにしたい、という気持ちから少しずつ形にしてきました。
そのため、リリースしてからも基本的には私自身が使うための道具でした。実際のイベントで使いながら、必要な操作や見やすさを調整してきましたが、使う人が自分だけなら、作り手の慣れで補えてしまう部分もあります。自分が説明しなくても使えるかどうかは、別の問いになります。
最初に少しだけ手ほどきした
今回使ってくださった主催者の方には、最初に基本的な使い方を少しだけお伝えしました。大会運営にはその場の状況に合わせた判断が必要ですし、ツールを渡すだけで何もかも解決するわけではありません。それでも、操作を覚えるためにずっと横で支え続けるのではなく、ご本人が進行を組み立てられる状態を目指しました。
ここで大切だったのは、Paironが「私がいるときだけ動く仕組み」にならないことです。主催者の方が自分で画面を見て、次に何をするかを判断し、参加者へ案内できること。その流れが成立して初めて、運営を助ける道具として意味を持つのだと思います。
手伝いなしで丸一日の運営をやり遂げてくれた
結果として、その主催者の方は私の運営上の手伝いなしで、丸一日の大会をやり遂げてくれました。私は普段の利用者としてではなく、作ったツールが別の現場で役に立つかを見守る立場でした。
自分がいない場で運営が進むことは、少し不思議でもありました。けれど、Paironを使う方が主催者として自分のイベントを前へ進められたなら、それはツールの役割が一段広がったということです。私の作業を減らすだけではなく、別の人が自分らしくイベントを開ける余地をつくれたのだと受け取りました。
「すごい便利だよ」という言葉
ありがたいことに、使ってくださった方から「すごい便利だよ」と言っていただきました。機能を作っていると、どうしても画面や操作の細かな部分に意識が向きます。でも、実際に主催した方の言葉は、現場で役に立ったかどうかをまっすぐ教えてくれます。
便利だと感じてもらえたことはもちろん嬉しいです。同時に、使い手が迷わず一日を完走できたことの方が、私にとっては大きな手応えでした。Paironが、私のためだけの道具から、誰かのイベントを支える選択肢になり始めたように感じています。
ワンダラーの交流会で使いたい方へ
Paironはワンダラーの交流会イベントを目的に作ったツールです。今回のように、私以外の主催者の方にも使ってもらえるなら、とても嬉しく思います。
もちろん、イベントの規模や進め方によって合うかどうかは変わります。それでも、対戦や交流に集中できる場をつくりたい、運営の手順を整理したいと考えている方には、一度触ってみてもらえたらと思います。実際に使った感想は、これからのPaironをよりよくするための大切な材料にもなります。
